グルタチオン|横浜青葉ゆうクリニック|あざみ野の泌尿器科

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医療コラム

グルタチオン|横浜青葉ゆうクリニック|あざみ野の泌尿器科

グルタチオン

グルタチオン

グルタチオンとは

肝臓や皮膚に多く含まれるトリペプチドです。
トリペプチドはアミノ酸が3つ連なってできたものです。具体的にはグルタミン酸、グリシン、システインという3つのアミノ酸がつながっています。
グルタチオンは年齢や紫外線の影響で減少しやすいという特徴があります。
細胞内での酸化ストレスや有害な物質から細胞を保護する重要な役割を果たします。
酸化ストレスは精神的なストレスや過度な運動、飲酒、喫煙、紫外線など身近なことで生じます。

酸化ストレスとは

私たちは呼吸により酸素を取り込んで生きています。その酸素は、外部からの様々な刺激を受け、反応性の高い活性酸素に変化します。

活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰に作られると細胞を傷つけ、がん、心臓を含めた血管系の病気ならびに生活習慣病など様々な病気をもたらす要因となります。

そのため、私たちの体の中には、活性酸素の傷害から自分の体を防御する抗酸化防御機構が備わっていますが、活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスといいます。

 

グルタチオンの働き

強い抗酸化作用:

活性酸素と反応し安定化させます。

解毒作用:

体にとって有害な物質と結合し自らを排出させることで、体外に排出させる働きもあります。二日酔いの原因となる、アセトアルデヒドの分解にも関係していると考えられています。

シミやくすみの改善:

グルタチオンはメラニンの合成経路に作用することで、シミやくすみの改善に寄与するとされています。

眼の環境を整える:

水晶体や角膜にもグルタチオンは存在しています。グルタチオンの働きによって、白内障や角膜の病気の発症や予防に貢献するといわれています。

 

グルタチオンの摂取方法

グルタチオンは、体内で合成されるほか、食事やサプリメントからも摂取することが可能です。一般的な食品としては、果物ではアボカド、グレープフルーツ、メロン、野菜ではアスパラガス、キャベツ、ジャガイモなどに多く含まれています。

 

最後に

美白効果や体の抗酸化作用にはグルタチオンは欠かせないものです。グルタチオンを摂取するには、バランスの取れた食事や健康的な生活習慣を維持することが重要です(健康的な生活習慣でないとグルタチオンの消費も激しくなるからです)。サプリメントでの摂取も可能ですが、当院では白玉点滴による効率的なグルタチオンの摂取も提案できます。興味がございましたらお気軽にご相談ください。

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