腎結石|横浜青葉ゆうクリニック|あざみ野の泌尿器科

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医療コラム

腎結石|横浜青葉ゆうクリニック|あざみ野の泌尿器科

腎結石

腎結石

 腎結石とは

腎結石は、ほとんどが腎盂内で形成されます。尿中のミネラルなどが結晶化し、徐々に成長して石の塊を形成することによって生じます。これらの結石はさまざまな大きさと形状があり、尿管、膀胱などに結石が流れることで血尿や疼痛などの症状を引き起こします。

腎臓とは

腎臓は、左右1つずつありそら豆の形をした臓器で、腰のあたり(わき腹のあたり)に位置しています。体内の老廃物や余分な物質をろ過し、尿として体外に排泄しています。体内の水分や電解質のバランスを維持し、体内で不要となったものを排出する重要な機能を担っています。

 腎盂とは

腎盂(じんう)は、腎臓の一部であり、尿が蓄積される部分を指します。腎盂は腎臓の内部にあり、尿が腎臓で生成された後、腎盂に集まります。腎盂は腎臓の内側にある凹んだ部分で、尿を一時的に蓄積してから尿管へと尿を流します。

 

腎結石の種類、発生する原因

腎結石は一般的に、高濃度の特定のミネラル(例:カルシウム、尿酸、感染など)が尿中に過剰に存在することが原因とされています。以下に腎結石の主な種類とその原因を説明します。

 カルシウム結石:

 最も頻度が多いとされています。カルシウムが尿中で過剰に存在することによって形成されます。シュウ酸カルシウム結石、リン酸カルシウム結石があります。

尿酸結石:

尿中の尿酸が過剰になると、尿酸結石が形成されるやすくなります。尿酸は、プリン含有食品の摂取が多い場合や、高尿酸血症の人々に見られることがあります。

感染結石:

おしっこの細菌感染が原因で発生することがあります。

シスチン結石:

シスチンというアミノ酸が尿中で過剰に存在する場合に、このタイプの結石が形成されることがあります。シスチン尿症と呼ばれる遺伝性の疾患が原因となることがあります。

結石が生じる過程には体質、高カルシウム尿症、高シュウ酸尿症のような代謝異常、副甲状腺疾患などの内分泌疾患、生活習慣など、さまざまな要因が関係していると考えられています。たとえば腎臓から尿管、膀胱、尿道までの間に異常があると尿が停滞しやすくなり結石ができやすくなるといわれています。また、寝たきりの状態が続く方は尿が停滞しやすいほか、骨の吸収も促進されやすいため、結石ができやすくなります。

生活習慣については食生活が影響していると考えられており、偏った食生活、カルシウム不足(日本人でカルシウムの過剰摂取はあまりみられません)、お酒の飲みすぎなどが関与していると考えられます。

 

腎結石の症状

腎結石の症状は、結石の大きさや位置によって異なります。小さな結石は無症状で経過することがほとんどです。大きな結石がおしっこの通り道をふさぐことで以下のような症状が現れることがあります。

腹痛や腰痛:

腎臓周辺で痛みを感じることがあります。特に結石が尿管を通過する際に痛みが強くなることがあります。

血尿:

尿中に血液が混じることがあります。

嘔気や嘔吐:

痛みや不快感が強い場合、嘔気や嘔吐が起こることがあります。

 

腎結石の診断

診断は、医師による症状の評価や画像検査(超音波、CT検査など)によって行われます。

尿検査:

血尿の有無や、尿路感染の合併がないか確認します。

採血:

生活習慣病がないか、ミネラルのバランスを確認します。

超音波検査:

腎結石の有無や、おしっこの通り道が閉塞していないかを確認します。

CT検査:

詳細に腎結石の状態を確認したいときに行います。

 

腎結石の治療法

治療法は結石の大きさや位置、患者様の状態によって異なりますが、以下のような方法で治療を行います。

よく水を飲むこと:

適切な水分摂取により、尿を濃くしないようにし結石の形成を防ぎます。

痛みの管理:

痛みが出てきた際には痛みを軽減するための鎮痛薬を使用します。

結石の排出促進:

小さな結石の場合、結石排出を促す薬物を使用します。

外科的手術:

大きな結石の場合、体外衝撃波結石破砕術や経尿道手術が必要な場合があります。

 

最後に

腎結石は、しっかりと飲水すること、規則正しい生活、バランスの取れた食生活が予防につながります。生活習慣病の指摘がある方は特に注意が必要です。逆に、模範的な生活を送っていても腎結石が発生してしまうこともあります。左右どちらかの腰に違和感を感じたら、泌尿器科の受診をお勧めします。

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