男性の泌尿器疾患|あざみの駅|泌尿器科|横浜青葉ゆうクリニック

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男性の泌尿器疾患

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男性の泌尿器疾患

前立腺肥大症

前立腺肥大症

夜中に何度もトイレに行く、尿が出るまで時間がかかる、尿の勢いが弱いなどの症状が出てきた場合、その前立腺肥大症が原因の場合があります。薬を飲むことで尿の勢いが良くなったり、夜間の尿回数が減りますが、それでも治らない場合は内視鏡手術が必要なこともあります。

慢性前立腺炎

尿道や陰嚢内、会陰部、下腹部などに痛みや不快感などつらい症状が出ます。前立腺に細菌が感染して起こることもありますが、座り仕事などで骨盤内の血流が悪くなると、細菌感染がなくても起こります。抗菌薬や抗炎症薬、漢方薬の飲み薬等で治療をしますが、治りにくいことも多い病気です。

急性前立腺炎

尿道の一部である前立腺に、細菌が感染することで起こる病気が急性前立腺炎です。発熱があり、排尿時痛、頻尿、排尿困難などの症状が出た場合は、急性前立腺炎を疑います。抗菌薬の飲み薬や点滴で治療をします。

尿道炎(急性尿道炎)

細菌が尿の出口から尿道に入って起こる病気です。排尿時の痛みや頻尿、血尿などの症状が出ます。抗菌薬の飲み薬で治療をします。

急性精巣上体炎

陰嚢の中で精巣の上方に付着しています。急性精巣上体炎は、精巣上体に細菌が感染して起こります。陰嚢が赤く腫れ上がって痛みが出たり、熱が出たりします。こどもでも大人でもなる病気です。抗菌薬の点滴や飲み薬で治療します。

亀頭包皮炎

陰茎の亀頭部分や、包皮(皮の部分)の皮膚に、細菌や真菌(カビ)が感染して、炎症を起こす病気です。亀頭や包皮の両方あるいはどちらかだけが、赤くなり、痛みや痒みが出ます。大人でもこどもでもなります。塗り薬や飲み薬で治療を行います。

腎結石

腎臓は左右の腰にあり尿を作っています。腎臓にできる石のことを腎結石といいます。血尿の原因になることがありますが、よほど大きくならないと通常痛みは出ません。1cm以上になると治療をしたほうがよいことがあります。

尿管結石

尿管は腎臓から膀胱まで尿を運ぶ細い管です。腎臓で出来た結石が、尿管に流れてきてつまると尿管結石となり、腰や背中の激しい痛みや血尿が出ます。数日から数週間で尿とともに自然と排泄されることが多いですが、砕石術などの治療が必要になることもあります。

膀胱結石

膀胱は尿をためておくための袋状の臓器です。膀胱に出来る石が膀胱結石です。寝たきりの方や、尿道にカテーテルが入っている方にできやすく、血尿や頻尿、排尿時痛、カテーテルの詰まりの原因になります。内視鏡で結石を破砕し治療をします。

尿道炎(淋菌、クラミジア)

膀胱にたまった尿を体の外に出す通り道を、尿道と言います。尿道炎は、男性に多い病気で、排尿時痛の痛みや尿道から膿が出るなどの症状が出ます。原因は、淋菌やクラミジアなどの性行為でうつる細菌であることが多く、性感染症(性病)のひとつと言えます。抗菌薬の飲み薬、あるいは点滴で治療をします。

梅毒

梅毒トレポネーマという細菌に感染すると起こる病気です。オーラルセックスを含む性行為の数週間後に、陰部や唇、口の中などに、硬いしこりや赤いただれができます。放置すると、やがて全身に広がり命に関わる病気です。抗菌薬の飲み薬で治療することで治ります。

性器ヘルペス

性行為などによって感染する単純ヘルペスウイルスが原因で、性器周辺に水ぶくれや、ただれを生じる病気です。激しい痛みを伴うことが多いですが無症状のこともあります。数週間で自然に治りますが、抗ウィルス薬を内服することで症状が軽くなり治るまでの期間も早いです。この病気のやっかいなところは、いったん治って長期間経過していても、疲れなどで身体の抵抗力が落ちた時に再発することです。再発時も症状が軽いうちに薬を飲むことで早く治りますので、男性なら泌尿器科、女性なら産婦人科などの受診をお勧めします。

尖圭コンジローマ

外陰部、肛門周囲、膣壁、尿道口に出来るイボの一種です。性行為などによってヒトパピローマウイルスに感染することで起こります。痛みやかゆみなどはないですが、放置すると非常に大きくなったり数が増えたりすることがあります。

陰茎のぶつぶつ

色々な種類のブツブツができます。その中で、はっきりとした病気と言えるのは尖圭コンジローマです。数mmから数cmくらいの鶏のトサカに似たイボが、陰茎、陰嚢、肛門周囲のどこにでもできます。一方で、これとよく似たブツブツに、真珠様陰茎小丘疹、フォアダイス、包皮腺があります。尖圭コンジローマと間違うことがありますが、どれも健康な人にも生じるもので特に治療の必要はありません。

毛じらみ

人間の毛の部分に寄生し血液を栄養とするシラミという虫の一種です。頭の髪の毛に寄生するアタマジラミやコロモジラミとは種類がちがい、主に陰毛に寄生します。性行為などで相手の陰毛部と接触することで感染するため、性行為感染症(性病)の一種と言えます。身体から離れても2日間ほど生きることが出来るため、まれに寝具や衣類、タオル等などから感染することもあります。

包茎

おちんちんの皮がかぶっていることを包茎といいます。小中学生くらいまでの男の子はほとんど包茎ですので治療の必要はありません。大人になってからも、包茎の場合でどうしても手術が必要な状況というのは、真性包茎などごく一部です。

陰嚢水腫

精巣の周囲に体液がたまり、陰嚢が腫れることを陰嚢水腫といいます。こどもと大人で対処が違います。こどもの場合、自然に治ることもよくあります。小学生にあがるまでに治らなければ手術をすることがあります。大人の場合、必ず治療が必要ではないのですが、あまりに大きく邪魔な場合は針で液体を抜いたり、根治療法として手術をします。

精巣捻転

小学生くらいの男の子が、急に陰嚢が痛くなったという場合、精巣捻転(せいそうねんてん)の可能性があります。精巣が陰嚢の中で回転して、精索がねじれてしまう病気です。精巣に血が流れなくなるため、手術でねじれをほどいてあげないと、精巣が壊死してしまうことがあります。

急性精巣炎(ムンプス精巣炎)

おたふく風邪、つまりムンプスウィルス感染は、「急性精巣炎」(ムンプス精巣炎)を引き起こすことがあります。多くの場合、お子さまからおたふく風邪をもらったあと、片方あるいは両方の精巣が腫れて痛みが出ます。精巣が腫れ自体は特に治療をしなくても自然に治ることがほとんどですが、ときに男性不妊症の原因となります。

神経因性膀胱

脳卒中、脊髄まひ、椎間板ヘルニア、糖尿病、子宮や直腸の手術、など脳や神経の病気が原因で、膀胱がうまく働かなくなる病気です。尿をためられなくなったり(ためる前に出てしまう)、逆に尿がたまってきても尿意を感じなかったり、たくさんたまっているのに尿を出せなくなったります。薬による治療や、自己導尿が必要になったりします。

男性更年期障害

男性ホルモンの1種であるテストステロンが減少して、抑うつ、意欲減退、不眠、性欲低下などが出ることを男性更年期障害(LOH症候群)と言います。血液中のテストステロン値を測り、低い場合は注射でテストステロンを補充することで症状の改善が期待できます。

ED(勃起障害)

ED(Erectile dysfunction;勃起障害)とは、陰茎の勃起が不十分(時間や程度)によって、満足な性行為ができないことを言います。また性行為目的以外でも、勃起が不十分な場合も広い意味でEDと言えます。特殊な場合を除いて、ほとんどの場合は問診表だけで診察が済み、良く知られた飲み薬で治療が行われます。

AGA(男性型脱毛症)

AGA(エージーエー)とは、男性型脱毛症(androgenetic alopecia)の略称です。AGAでは、男性ホルモンの作用により、特に頭頂部と前頭部の脱毛症状がみられます。男性ホルモンの中でも特に脱毛に関わると言われる、ジヒドロテストステロンという物質を抑える飲み薬がよく効くため、使用されることが増えています。ただし、これらの薬は健康保険が適用されないため自費診療となります。

男性ブライダルチェック

ブライダルチェックとは男性用の健康診断のことです。妊娠・出産に影響のある疾患や異常の有無をチェックする血液検査や精液検査がん検診などを選択することができます。結構相手やパートナーを安心させたい方、結婚前にご自身の精液、感染症について調べたい方、パートナーや配偶者が性病にかかった方などにおすすめです。

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